レズビアン同性愛者が家族や両親にカミングアウトすることのメリット・デメリットは?
自分がレズビアンだと確信をしていたとしても、周囲にカミングアウトが出来ずにいる人もいます。
友人などには薄々感づかれていているのであれば、カミングアウトをせざるを得ない状況になっていたかもしれません。
しかし友人には伝えることが出来ても、家族や両親にはなかなかカミングアウトすることが出来ない事でしょう。
カミングアウトをすることによって何を言われるかわかりませんし、どんな反応をされるのかを考えただけでも怖いはずです。
どんな反応をされるのかが怖かったとしても、いずれは伝えたほうがいいはずですが、どの様なメリットやデメリットがあるのでしょうか。
メリット
自分が同性愛者であるということを伝えるメリットは、心の負担を軽くすることが出来る点があります。
今まで親からなぜ恋人を家に連れてこないのかとか、結婚はいつになったらするのかといわれ続けていた場合、どうやって言い訳をすればいいのかと毎回悩まなくてはなりません。
しかし同性愛者だから異性とは結婚をする気持ちがないということを伝えれば、親から結婚をしなさいと言われることはなくなるでしょう。
親にいつまでも自分を隠して嘘をつき続けるというのは、心苦しい気持ちがあったはずですが、きちんと自分自身のことを伝えることが出来れば、もう嘘をつき続けることはないという気持ちになることが出来ます。
長い間隠し事をしているという罪悪感から逃れられるという点は、大きなメリットになるはずです。
デメリット
デメリットの面で考えてみると、家族や両親から理解を得ることが出来ずに、悲しませてしまう可能性もあるということがあるでしょう。
孫の顔をみたいと願っていた親の気持ちをかなえてあげることは出来ませんし、今まで築いてきた親子関係が崩れるきっかけになってしまうかもしれません。
今まで通りの親子関係でいることが出来ないのであれば、家族は離れ離れになってしまいますし、縁遠くなってしまうこともあります。
なかなかレズビアンに対して理解を示してくれない人も多いですので、一番大事な家族に理解をしてもらえないというのは、悲しい事でもあります。
まとめ
カミングアウトをするかどうかは、自分の判断で行っていくしかありませんが、どんな結果になるかはわからない部分もあるので、伝え方にも注意をした方がいいでしょう。
いきなり伝えるのではなく、理解を得られるように徐々に伝えていくようにした方が、家族も驚かずにすむようになり、理解を得やすいはずです。